NETFLIXにて公開されたPLUTO
手塚治虫先生の『鉄腕アトム』のアニメの一編を原作として浦沢直樹先生により2003年に連載が始まった
『PLUTO』
待望のアニメ化であらゆる世代の方が見られたかと思います。
鉄腕アトムの「地上最大のロボットの巻(原題:史上最大のロボットの巻)」からこのアニメになるとは。
アトムはアマゾンプライムTVで視聴可能です。
あんなあっさりの力のインフレからここまで感情を揺さぶられるほどの作品ができるなんて、もうすごいとしか
言いようがない。
1話ずつ見ようと思ったけどあっという間に全話見てしまった。
ゲジヒト夫妻の感情がもう痛いほど突き刺さる。
手塚治虫記念館へ
さてさて、宝塚の手塚治虫記念館で『PLUTO展』が開催されてると知ってこれは行ってみたいと初めて
手塚治虫記念館へ。
遠くないけど行ったことない記念館。
駅から5分ほどかな、迷うことなくいけました。
001:アニメ版「PLUTO(プルートゥ)」
まずはストーリー説明からキャスト紹介、アニメの細かい設定などがじっくりみられます。
こんなところまで決まってるの?とびっくり
002:マンガ版「PLUTO(プルートゥ)」
手塚作品から浦沢作品へ受け継がれていくアトム
浦沢アトムが思ったより違和感なくすんなりかわいいなって思えた。
003:鉄腕アトム「地上最大のロボットの巻」
手塚版プルートゥはロボットそのものであるもののこの短いストーリーの中でほかのキャラクターの
設定もしっかりしているので機械のロボットとしてではなく感情があるロボットの心まで見えている。
10万ボルトのアトムが僕も100万ボルトにしてほしい、プルートゥに勝つためにって御茶ノ水博士が
「力ではかなわないかもしれないけどアトムには知恵がある、勝つことがすべてではない。」
みたいなことを言っててアニメってやっぱり子供が見て楽しむ娯楽だけではなく大人が見ても大切なことも学べるよね。
004:対比展示キャラクター
これね、全然違うやーんって思いながら見てたけど、最初から両方知ってたらそうでもないのかも。
より現代的でリアルなキャラクターになってほぼ人間のようなロボットに生まれ代わった。
005:対比展示 原作へのオマージュ
手塚先生好きなら絶対に見逃さない細かい遊びというか発見の楽しみというか。
私自身はそれほど詳しくないのでそうやったんやーへぇー!って思いながら見てた。
006:ラストシーンに込められた思い
両作品ともアトムの問いかけで終わっていますよね。
手塚アトムは子供にもわかりやすく闘うことの無意味さを語り
浦沢アトムでは当時子供だった今の大人の気持ちの中に虚しさが残る。
争うによる悲しみがなくなる日が来ることを心から願います。
どこにあるの?いつまでやってるの?
手塚治虫記念館は宝塚南口から徒歩5分程度でほどんと迷いません。
改札を出て左、すぐの横断歩道を渡って右、左に大きな橋が見えたら橋を渡ってすぐの信号を渡ると
火の鳥がお出迎えしてくれます。
火の鳥の入り口から入るもよし、レオ像が左手側の公園にあるのでそちらの入り口から入るもよし。
開催期間:2023年11月3日(金)~2024年2月18日(日)
時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
入館料:大人700円 中高生300円 小学生 100円
10人以上割引、各種割引あります、コープのカードとかね。大人630円になってお得よ。
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